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★掛け軸★魅力のブルー　水墨画　薜林興銘　春光女人図肉筆

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『★掛け軸★魅力のブルー　水墨画　薜林興銘　春光女人図肉筆』はセカイモンで56185762から出品され、903の入札を集めて11月18日 16時 52分に、6200円で落札されました。即決価格は6200円でした。決済方法はに対応。奈良県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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骨董屋さんが、素敵な絵が入ったと、この軸を見せてくれた。スルスルと掛軸の巻きが下におりていくと、ハッと息を飲む。美しい。全体の構図、えもいわれぬ世界が広がり、女性の柔らかなラインがかもし出す雰囲気、そして何よりもこの青、澄みとおっていてそれでいて深く妖艶なブルー。右側に「春光何処不飛花　薜林興」「薜」の落款中唐の詩人・韓翃（かんこう）の「寒食」によく似た詞があります。春城何処不飛花春になれば町中花の舞わないところはない城が光になっています。街中を光の中すべてに置き換えたのでしょうか。ちなみに、「寒食」は春城無処不飛花寒食東風御柳斜日暮漢宮伝蝋燭軽烟散入五侯家春には街中いたるところで花が舞い。寒食節の春風は、宮中の柳を斜めに揺り動かしている。日暮れになって、宮中からろうそくの火が送られていく。軽烟散入五侯家そしてその立ち上る煙が権力者の家に入っていった。当時、長安にいた韓翃が、寒食の日の光景を詠んだもので、高位高官や宦官の権力乱用を風刺したともいわれているようですが、最初の一行の初春の表現の言い換えは、粋で素晴らしい。間近に眺めれば眺めるほど、さまざまな墨のぼかしや、色の重ね方など、筆の運びを追うだけでも、時間がたつのを忘れて楽しめます。表装は折れているところがあり、汚れもみられますが、愛蔵していた方々が楽しんだ足跡と考える私にとっては、これも骨董品の魅力です。■サイズ（だいたいの大きさ）画：幅約64cm×長さ約67cm表装：幅約67.5cm×長さ約160cm軸長さ：78cm・手に入れた時にお聞きした情報をもとに説明しています。・状態の詳細画像をよくご覧になってご判断いただければと思います。・お使いのスマホ、PC環境、モニタ、照明、反射等の関係で写真と実物の色が多少異なることがあるので、ご了承ください。・古さや傷などに神経質な方よくよくご検討ください。

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